酸化型は「従来型」と呼ばれることもある形です。
その歴史は古く、1950年代から研究の対象として調べられてきた物質です。
コエンザイムQ10を世界で初めて大量生産する技術を確立させたのはなんと日本なのをご存知でしょうか。
そこから、様々な技術の発達により、近年製造が開始されたのが『還元型』と呼ばれるコエンザイムQ10です。
コエンザイムQ10小腸で吸収されますが、その際に還元型に変換される必要があります。
還元型コエンザイムQ10は吸収する際に変換が不要なため、そのまま体内で働くことができます。
一方の酸化型は体内への吸収時には還元型への変換が期待でき、化学的に安定していて製剤化に優れているというメリットがあります。